私の息子は現在5歳。息子が生まれてからこの5年間の間に、主人の仕事の都合で2回も引っ越しをしました。引っ越しをすると、ママ友作りはもちろんまた一からやり直し。
息子が生まれた場所で1回、引っ越し先で1回、そして現在住んでいる場所で1回、合計3回もママ友作りをしてきた私が、ママ友作りを成功させる3つのステップを教えます!
「ママ友」と意気込みすぎずにリラックスする
テレビドラマの影響か、今や新米ママにとって「ママ友=おそろしい世界」ではないでしょうか。
5年前の私もそうでした。新米専業主婦だった私は、「こどものためにママ友を作らなきゃ!」と必死で、地域の子育て支援センターや公園で声をかけまくっては疲れ果てて帰ってくる・・・という日が続きました。
「こどものために」なんて言うけれど、実際こどもが小さいうちは、本人たちは周りのお友達にはさほど興味がありません。3歳頃までは、同じ場にいても、それぞれ別々のことをして遊んでる、というのが普通でした。
そんな時期が過ぎ去った今だから言えます。「ママ友」は決してこどものために作るのではありません。ママ自身が育児について相談したり、たわいもない話をして気分転換したり、育児という孤独な戦いを共に戦い抜くために作るものなのです。
そう思うと、ママ友って別に特別なものじゃないですよね。学生時代に作っていた友達作りと何ら変わりありません。「ママになったんだから友達作らなきゃ!」と手あたりしだい声をかけるのではなく、自分と合いそうだなという人が現れるのを、意気込みすぎずに自然体で待てばよいのです。
相手のタイプをよく見極める
なんとなく気が合いそうだな~という人を見つけたら、次に大事なのは相手のタイプを見極めることです。ここでいうタイプとは、好みや考え方や生活習慣のことです。
たとえば、いざ友達になって一緒に遊ぶことになったとき、公園で遊びたがるタイプか、どちらかの家で遊びたがるタイプか、子育て支援センタータイプか、はたまた動物園や遊園地などお出かけ好きタイプか。
ランチをすることになった場合には、ファミレスタイプか、おしゃれなイタリアンタイプか、公園でピクニックタイプか、手作り持ち寄りホームパーティータイプか。
こどものおやつに関しては、すべて手作り自然派タイプか、市販の赤ちゃん用おやつもOKタイプか、1歳でもチョコレートもOKタイプか。
挙げるときりがないですが、いろいろな発言や行動から、ざっくりとしたその人のタイプが見えてくるはずです。自分との共通点が多ければストレスなくうまくいきやすいし、自分とは違う点があっても、これなら受け入れられるな、という程度であればそれもOKだと思います。
ただそれが、自分の中で受け入れにくいことであった場合、無理をして合わせようとしても絶対に長続きしません。たとえば私は公園でのんびりピクニックしながら、そとでこどもを遊ばせたいけれど、友達はいつも高価なイタリアンレストランを予約したがる…なんていう場合、考えただけでストレスです。ただでさえストレスのたまりやすい子育てで、それ以上の無駄なストレスを抱える必要はないのです。
親しくなりかけた早い段階で、相手のタイプと自分のタイプが合っているか、よーく見極めてください。
こども同士の相性を少しだけ確認する
「ママ友はママのために作るもの」とさきほど言ったように、ママ友選びにこどもはあまり必要でないと私は考えています。赤ちゃん時代はそれぞれの性格もまだよくわからないし、成長するにつれて性格も行動も変わってきたりするからです。
ただ、こどもも人間なので、最低限の相性はあります。たいていの子は、なんとなく一緒にいる同年代の子であれば、自然と打ち解けあって一緒に遊ぶようになるものです。でも、たとえばこどもの好きな遊びが極端に違う場合や、一緒に遊ぶたびにケガをさせられてしまう、というような場合にはちょっと立ち止まった方がいいかもしれません。
最後の最後に、こども同士の相性を少しだけ見てみて、そこもOKであれば、晴れて素敵なママ友作りに成功です!
まとめ
1. 「ママ友」と意気込みすぎずにリラックスする
2. 相手のタイプをよく見極める
3. こども同士の相性を少しだけ確認する
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