
こんにちは
始めての育児に奮闘中のママさんも
子供が成長し、だんだん育児にも慣れてくると
“そろそろ二人目が欲しいな…”“兄弟をつくってあげたいな…”
なんて考える方も多いでしょう。
上の子が下の子を可愛がったり、
兄弟が一緒に遊ぶ姿を見られるのも
親の楽しみひとつですよね。
二人目を出産すると、これまで上の子と2人きりだった生活が
ガラリと変わりまります。
家族が増えるのは嬉しい反面、
子どもを連れてのお出かけが大変になったり
急増するお世話量に自分が対応できるか等、
生まれる前から心配事は山積みです。
特に心配なのが、上の子の赤ちゃん返り。
これまで聞きわけ良かったのに、急に癇癪が始まったり
おむつもとれているのに、急におねしょが再開したり。
上の子と赤ちゃんの年齢が離れていても
何らかの形で現れることも多く
悩みの種となっているママも多いよう。
ママが赤ちゃんの世話にかかりっきりになってしまうと
上の子が寂しがって、赤ちゃんに嫉妬しちゃうのは当然です。
そんな寂しさや嫉妬が積もり積もって
上の子が赤ちゃんを嫌いになってしまうのではないか…
上の子のその時の記憶が、
大人になってからも消えない悲しい思い出となってしまったら…
悪い風に考えれば考えるほど、
不安になってしまいますよね。
私自身は三人兄弟の末っ子なので、
そういったことには無縁な子どものでした。
しかし長子である私の姉は、子ども時代、ことあるごとに
“お姉ちゃんなんだから”と我慢させられてきたことや
ほっとかれがちだったことを
大人になった今でも根に持っています。
そんな姉をずっと見てきたので、
上の子特有の負の感情にはかなり敏感になっていました。
その上で、私が自分なりに出来ることを考え
実際続けてきた習慣をご紹介します。
赤ちゃんはパパに預けて上の子とデート

産後すぐの休日は、上の子の外遊びはパパに任せがちです。
生まれて間もない赤ちゃんを外へ連れ出すのは心配ですし、
ママの体調を考えると、産後の無理は禁物です。
しかし、体調が落ち着いてきたら
思い切ってパパと役割をチェンジ!
パパに赤ちゃんのお世話をお願いして
上の子と2人きりでお出かけしましょう。
あくまでママの健康第一なので
少しずつ少しずつ、始めてみてください。
授乳の関係でパパに長時間任せられないなら
近所の公園に遊びに行くだけでも十分だし、
ちょっとお茶しに行ってみたりも良いですね。
赤ちゃんのいないところで二人きりでデートして、
たまの休日は、ママを独占させてあげてください。
家族で出かける時の組み合わせをチェンジ!
休みの日に家族みんなで出かける時
下の子が赤ちゃんのうちは、どうしてもママが下の子を抱っこてして
パパが上の子と手をつないで行動…となりがちです。
自然とママ&下の子セット・パパ&上の子セットが
できあがってしまいます。
抱っこ紐はついついママがになるし
産後間もないママの体調を考えると仕方のないことです。
しかしママの体調が戻ってきたら、
思い切って抱っこ紐と赤ちゃんはパパに託して
上の子と行動してみてください。
抱っこはパパで、上の子と手をつないで歩くのはママです。
しばらく赤ちゃんにべったりだったママが自分のところにきてくれたら、
上の子もきっと嬉しいはずです。
ママのお世話が必要な赤ちゃんをおいて
自分を選んできてくれたのですから!!
私が家族で公園に出かけたとき、下の子を夫に託し
上の子と一緒にジャングルジムに登った時…
その時の、今まで見たことがないような
嬉しそうな、照れくさそうな笑顔が忘れられません。
幼稚園や小学校の行事はママ一人で参加
上の子の年齢によっては幼稚園や学校の行事に
下の子を連れて出向くママもいらっしゃるかと思います。
その際、もし赤ちゃんを一時保育やばあばに預けられるようになったら
是非ママ一人で行事に参加してみてください。
下の子を連れて行くと、愚図ったり動き回ったりの赤ちゃんに気を取られ
ゆっくり上の様子も見ることができません。
親子での活動にも満足に付き合えず
上の子も寂しい思いをするかもしれないし、
なによりママ自身も楽しめないですよね。
園や学校での我が子の様子を見れば
家では感じなかった成長に気づくでしょうし、
ママとしっかり触れ合えれば
お子さんももっと意欲的に活動できるかもしれません。
学校行事は、ママにとっても上の子にとっても初めてのことばかりで、
しっかり2人で楽しめればステキな思い出になるはずです。
頼れる身内が近くにいるならもちろんですが
一時保育の利用で多少お金を払っても
試してみる価値があると思いませんか!?
まとめ

①たまにはママと二人っきりお出かけで、上の子のママ独占タイムを!
②休日の家族でのお出かけは、ママ&上の子セット行動で特別感を!
③行事の時は、ママも上の子もとことん楽しむことを最優先に!!
ママと子どもたちだけの普段の生活の中では
ママも忙しくて、細かいことまで気が回りませんよね。
赤ちゃんがなかなか寝てくれなかったり愚図ったりすると
上の子に気を配るどころか、余裕がなくなって
八つ当たりしてしまうこともあると思います。
そんな状況で、ああしなきゃ・こうしなきゃと
上の子ケアに神経質になりなさい!というのは
ママに対して厳しすぎます。
そこまで完璧でなくても良いのではないでしょうか?
余裕が持てる休日だけ…とか、
ちょっと特別な行事の日だけ…とか。
“ここだけはしっかりやろう!”ってところを決めて
ママが楽しみながら頑張れる範囲でいいのです。
ママが笑顔で頑張っていれば、きっと上の子にも伝わりますし
ママも子どももハッピーでいられる“兄弟育児”を目指しましょう!
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